(受付終了)研究協力者募集のお知らせ
※以下の研究について、研究協力者の募集は終了いたしました。次回の開催は未定です。
【「友だち関係に悩みをもつ女児への認知行動療法・ソーシャルスキルトレーニングプログラムの有効性に関する研究」ご協力のお願い】
松永研究室では現在、「友だち関係に悩みをもつ女児への認知行動療法・ソーシャルスキルトレーニングプログラムの有効性に関する研究」にご協力いただける方を募集しています。本研究は、コミュニケーションに苦手さがあり、友人関係に悩みをもつ小学生相当年齢(6歳~12歳)の女子のお子様を対象に、認知行動療法(CBT)・ソーシャルスキルトレーニング(SST)によって構成するプログラム(『なかよしプログラム(なかよし教室)』)を行い、友人との良好な関係の築き方や感情との付き合い方をまなんでいただくことで、コミュニケーションへの自信向上効果や友人関係における困難さの軽減効果を得られるのかを調べることを目的としています。
<方法>
○お子様のプログラム参加
1回90分(アンケートがある回は回答時間としてさらに20分)、全8回。2024年6月以降開始し、9月~10月の終了を予定しています。詳細の日程につきましては、参加希望のご連絡をいただきましたら日程調整させていただきます。プログラムは基本隔週頻度実施し、お子様の夏休み期間中は週1日の頻度で実施させていただく期間もございます。第8回はフォローアップ回とし、第7回目の約3~4週間後に実施いたします。
<実施場所>
立教大学新座キャンパス
<プログラムの内容(各回のテーマ)>
セッション1(SST):上手な自己紹介のしかたを学ぶ
セッション2(SST):上手な話の聴き方を学ぶ
セッション3(SST):やさしい頼み方を学ぶ
セッション4(CBT):不安と身体反応の関係について学ぶ
セッション5(CBT):出来事とそれに伴う感情を区別する
セッション6(CBT):役に立たない思考があることを学ぶ
セッション7(CBT):役に立つ思考があることを学ぶ
セッション8(まとめ):自分が期待されている行動を推理する
○事前面接・事後面接
プログラム開始前に事前面接を行い、プログラムの説明やお申込み理由などをうかがいます。なお、その際にこれまでお子様が受けた心理検査についての情報もお聞きいたしますが、回答は任意となります。また、プログラム終了後にはプログラムのご感想をうかがうために事後面接を行います。
<実施場所>
参加者様のお住まいからアクセスの良い場所にあるレンタル会議室等で実施いたします。その際は、プライバシー保護のため、個室で行いますので、ご安心ください。
○お子様、保護者様、お子様の担任の先生によるアンケートのご回答
プログラムの前後にアンケートにご回答いただき、プログラムの効果を調べます。アンケートは、お子様は計6回、保護者様とお子様の担任の先生は計2回ございます。お子様のアンケートは、1回目は事前面接時、2回目はプログラム初回、3・4回目はプログラムのある日のいずれかの回(決まり次第、事前にお知らせします)にご回答をお願いします。5回目はプログラム最終回、6回目は事後面接時に実施を予定しております。保護者様の1回目は、事前面接時にご回答をお願いします。2回目は、プログラム終了後にご自宅等でご回答をお願いします。なお、学校の様子についてもお尋ねしたいため、保護者様を通じて担任の先生にもアンケートへの回答を依頼していただきます。担任の先生のアンケートにつきましては、お子様と保護者様のご同意いただいた場合のみで、また任意となります。なお、アンケートにご回答いただいた場合、お子様、保護者様、担任の先生のそれぞれの回答内容は研究実施者のみが確認し、お互いに知らせることはございません。
以下の項目に当てはまるお子様にご参加いただけます。
・6歳~12歳の女子のお子様
・コミュニケーションに苦手さがあり、友人関係に悩みをもつお子様
・友人とのコミュニケーションや、感情との付き合い方について学びたいお子様
・プログラム中のビデオ撮影にご同意いただけるお子様
※申し訳ございませんが、以下の項目に当てはまるお子様にはご参加いただけません。
・参加時点で全プログラムの日程調整ができず、参加が難しい方。
・療育手帳をお持ちのお子様
以上の内容をご確認の上、ご協力いただける方は研究実施者の平松宛にメールにてご連絡ください。
<研究実施者>
立教大学大学院 現代心理学研究科 臨床心理学専攻
博士課程前期課程2年 平松ひかり h.hiramatsu☆rikkyo.ac.jp(☆を@に直してお送りください。)
<研究責任者>
立教大学 現代心理学部 心理学科
教授 松永美希
特任准教授 岡島純子